エンジニアの仕事の魅力とは?~将来の目標は、企業組織の課題や悩みを「技術」で解決をしてあげること!~

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シェラー プリヤダルシャニさんの写真

インドの国旗 シェラー プリヤダルシャニ さん インド出身 │ 40歳 │ 女性 │ 在日15年目

前職 システムエンジニア
内定企業 外資系企業 ビジネスアナリスト
好きな日本語 「がんばります」

バイリンガルエンジニアとして活躍しているインド出身のシェラーさん、日本とアメリカの企業文化の違い、エンジニアの仕事の魅力、仕事で心がけている事などをお聞きしました。


【経歴】
1997年6月  (インド)Higher School Secondary Certificate 卒業
2000年6月  (インド)Dr.Babasaheb Ambedkar Marathwada University 卒業
2001年~2006年(インド)システムエンジニアとして勤務
2007年~2014年(日本)システムエンジニアとして勤務
2015年~2016年(アメリカ)システムエンジニアとして勤務
2016年~2021年(日本)システムエンジニアとして勤務
2021年     (日本)ビジネスアナリストとして転職

日本語を勉強したきっかけ、来日したきかっけを教えてください。

私はインドのムンバイで生まれ育ちました。父は判事でしたので、日々忙しく過ごしており、ゆっくり自宅で過ごす事がありませんでした。また、判事という仕事柄、身辺が危険にさらされることもありましたので、私には「将来は、判事や弁護士にはならないように」と言い聞かせられました。

ITの世界に興味をもったのは、中学生の時です。中学校の夏休みに、友人が通っている中学校でパソコン教室が開催されており、友人と一緒に通うことにしましたが、これが、私とパソコンの世界との出会いでした。

パソコン教室では、DOS(Disk Operating System)を教えてもらいました。コマンドを打ち込むとすぐに答えが返ってくるという、これまでにない世界に魅了され、「私は、エンジニアになる!」と決意しました。帰宅をしてから、すぐに父に「パソコンを買ってほしい、私はエンジニアになる」と宣言をしました。そして、DOS以外にどんなものがあるのかを、もっと勉強をしたいと思いました。

 

高校は理系の学校に進学をし、数学など理系の基礎的な勉強をしました。私の母が、数学が得意でしたので、数学はよく母に教えてもらいました。その後、Dr. Babasaheb Ambedkar Marathwada Universityという大学に進学し、コンピューターサイエンスを勉強しました。大学では、いとこが先生をしていた事もあり、授業の不明点やわからない事があった場合は、いとこの人脈で先生のお宅に訪問し、教えてもらったりしていましたので、環境にはとても恵まれていたと思います。

 

大学を卒業してからは、インドのSIG工科大学で、講師 兼 ソフトウエアデベロッパーとして勤務をしました。講師としては、C、C++、JAVAの基礎や実務を担当しました。また、ソフトウエアデベロッパーとしては、試験部のための結果集計報告や解析のプロジェクトを担当しました。その後、転職をし、ASPやJAVASCRIPTでウェブシステムの開発をしました。オンライン予約システムや給与計算プロジェクトなど様々なプロジェクトに関わりました。

その頃、現在の夫と出会い、結婚をすることが決まっていました。夫は、日本語教育が盛んなプネ出身で、日本で働くことを目標にしていました。これまで私は、日本は1つの国としては知っていましたが、行くことも住むことも考えたことがありませんでした。もし、夫が日本で働く事が決まった場合は、私も日本に行くことになりますので、父からは「日本は、日本語しか通じないから、日本語ができるようにならないと生活ができないよ。よく考えて」とアドバイスされました。

「それなら、日本語がどんな言語なのか、勉強をしてみよう」と思いたち、日本語スクールに通ってみる事にしました。日本語の基礎を勉強し、2週間ぐらいたった時に「日本語は面白い、これなら私にもできるかもしれない」と自信がもてるようになり、結婚を決意、夫と一緒に日本に行くことに決めました。

 

 

来日後にエンジニアとして働いた経験、アメリカでエンジニアとして働いた経験について教えてください。

来日後は、英語と日本語のバイリンガルエンジニアとして、いくつかの会社を経験しました。

来日して、初めて就職した会社では、外国人が私1人という環境でした。勉強をした日本語と会話の日本語は違いますので、はじめは日本語の会話についていけずに苦労をしました。

仕事の指示は文章で書いてもらい、それを英語に訳して理解をしました。3か月頃から、徐々に日本語の会話や仕事の指示が分かるようになりました。

この会社に勤務していた時は、残業が多く、毎日22:00まで仕事をしていました。なぜか、退勤時間である19:00に仕事の指示が来ていたので、そこから仕事を初めて22:00にあがっていました(笑)当時は、子どもがいませんでしたので、残業対応ができましたし、なんとか期待に応えようと努力しました。

その後、いくつかの会社を経験しましたが、担当した仕事は、インド向けのパッケージカスタマイズをするためのブリッジエンジニア、設備管理システムの障害対応、帳票作成システムの開発、システムの英語化、GPS/地図関係のシステム開発、ヘルプデスク、社内情報システム担当など、幅広い経験をしました。プログラム言語では、 C,C++,Java(JDBC,Struts)、データベースでは、MS Access, MySQL、OSは、DOS, Windows 9X, Windows 2000, Windows XP、Webテクノロジーでは、HTML, JavaScript, JSPなどを身につけました。

 

日本で7年が経過した頃、夫の仕事の都合でアメリカのミシガンに行くことになりました。もともと、英語と日本語使う、バイリンガルエンジニアとして仕事をしていましたので、アメリカでも仕事はすぐに見つかりました。

アメリカで働いて、まず驚いたことは、日本とアメリカの働き方に対する価値観の違いです。日本では、長時間勤務できるエンジニアは雇用主も働いている本人も「長い時間がんばっている=仕事ができる」という評価になりますが、アメリカでは、「長時間働いている人は仕事が遅い=仕事ができない人」という評価になり、多くの人たちが、仕事のスピードにこだわり、朝の6:00頃から仕事をはじめ、8時間の勤務をこなし、15:00や16:00にあがって家族と過ごす、という仕事スタイルでした。

こういった仕事スタイルは、アメリカの、家族>仕事という価値観も強く影響しているのだと思います。日本は、私が来日した頃と比べると随分と変わってきてはいますが、まだまだ、仕事>家族という傾向はあると思います。

また、アメリカでは、わからないことを何度も質問すると「物事の理解が悪い人=仕事ができない人」という印象をもたれますが、日本の場合は、わかるまで丁寧に教えてもらえます。その点は、アメリカで働いたからこそ気がつくことができた、日本企業の良さだと思います。

 

仕事のスタンスとしては、私はエンジニアですので、アウトプットにこだわっています。アメリカでは、スピードを求めるがゆえに失敗をした経験がありましたので、スピードは勿論ですが慎重さも忘れないよう心がけています。エンジニアの面白いところは、システム開発を通じて、自分の知らない世界を知ることができること、新しい技術に挑戦できることです。新しいことに興味をもって自分から積極的に勉強できる人、勉強をし続けられる人は、エンジニアに向いているのではないかと思います。

 

今回、私はエンジニアからビジネスアナリストに転職をしました。転職活動では、いくつか会社に応募したのち、最終的に2社からオファーをもらいました。1社はエンジニアとしてのオファー、もう1社はビジネスアナリストとしてのオファーです。家族もありますので、安定した日本企業でエンジニアとして働く事も魅力的でしたが、エンジニアとしての知識や経験を活かしながら、これまで経験したことがない分野に挑戦することも魅力的でした。外資系企業なので、雇用の安定についての保証はありませんが、直観的に「面白そう」と思った自分の気持ちを優先することにしました。慣れない分野で、戸惑うことも多いですが、どんな新しい世界に出合えるのか、自分自身がどんな成長ができるのか、日々ワクワクしながら仕事をしています。

 

日本で働く方外国人の方々へのアドバイスと、今後の目標を教えてください

日本は、文化も言葉も働き方も違いますので、そのような文化を「面白い」と思える人は、日本で活躍できるのではないかと思います。

また、お子さんなどの家族がいらっしゃる方は、お子さんをどういう教育環境に置くかを考えることも必要かと思います。私の場合は、上の子は日本にあるインド式のインターナショナルスクールに通わせ、下の子は日本の公立学校に通わせていますが、教育内容やスピードも違います。日本の公立学校の場合は、国語、とくに漢字の勉強に占める割合が大きいため、英語や算数に充てる時間が少ない様に感じます。漢字は日本の文化なので、大事なことですが、日本で働くうえで、お子さんにどういう教育環境を与えるかは、検討する余地があると思います。

私自身の目標は、今後もずっと日本で働きたいと思っています。永住権を取得し、将来的には自分でビジネスをやりたいです。企業の課題や、人々の悩みを「技術」で解決をしてあげるような、ITソリューションビジネスを展開したいです。

 

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