日本のどこに住みたい?「外国人が住み続けたい!と思う都道府県ランキング2025年版」を発表

NINJA事務局より NINJA事務局より

皆さんは、日本のどこに住んでみたいですか?今、日本に住んでいる方は、これからもそこに住み続けたいですか? 今回、NINJAでは、「外国人が住み続けたい!と思う都道府県ランキング2025年版」を発表しました。 引っ越しや転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね

今回、NINJAでは「外国人が継続して住みたいと思う都道府県」ランキングの2025年版を発表しました。

<調査対象>
・NINJA登録者のうち、履歴書を公開し「スカウト受信OK」としているアクティブユーザー49,498名(2025年5月27日時点)
・調査方法:現住所を希望勤務地に設定しているかどうかを集計し、各都道府県別にランキング
・備考:未回答者は「現住所に住み続けたいとは考えていない」とみなして集計
・対象外国人材:日本国籍取得者を含む在留資格保持者(技術・人文知識・国際業務、留学、特定活動など)、約8割が高度外国人材またはその予備軍

調査結果(2025年ランキング・上位6位まで)

1位:東京都(前年1位)
2位:福岡県(同2位)
3位:大阪府(前年4位)↑
4位:愛知県(前年3位)↓
5位:神奈川県(同5位)

順位    都道府県       前年順位   備考(順位変動 )
1位 東京都 1位
2位 福岡県 2位
3位 大阪府 4位
4位 愛知県 3位
5位 神奈川県 5位
6位 京都府 6位
7位 兵庫県 8位
8位 千葉県 7位
9位 埼玉県 9位
10位 鳥取県 30位 ↑↑(+20)
11位 茨城県 11位
12位 奈良県 12位
13位 和歌山県 13位
14位 熊本県 21位
15位 沖縄県 10位
16位 栃木県 18位
17位 広島県 17位
18位 三重県 14位
19位 群馬県 15位
20位 宮城県 19位
21位 静岡県 20位
22位 富山県 17位
23位 愛媛県 32位
24位 山口県 33位
25位 滋賀県 23位
26位 石川県 28位
27位 新潟県 22位
28位 岐阜県 29位
29位 北海道 31位
30位 山梨県 27位
31位 岩手県 26位
32位 香川県 44位 ↑↑
33位 佐賀県 34位
34位 岡山県 43位
35位 福島県 25位
36位 鹿児島県 24位
37位 宮崎県 37位
38位 ⻑野県 38位
39位 大分県 42位
40位 秋田県 40位
41位 青森県 41位
42位 ⻑崎県 42位
43位 福井県 43位
44位 山形県 44位
45位 徳島県 45位
46位 高知県 46位
47位 島根県 47位

・大阪府は、2025年に開催した大阪・関西万博でインバウンド対応(宿泊や通訳等)における語学人材の採用ニーズが高まった事と、留学生の大幅な増加(前年比+33.7%)が後押しとなり、前年4位から3位に浮上しました。
・鳥取県は、30位(25.0%)→10位(40.0%)と、20ランクアップ。早期からの多文化共生センターなどの支援体制や2023年~2024年にかけて、ITや農業関連企業が外国人インターンシップを受け入れるなど、マッチング機会(GLOCAL TOTTORIやとっとりインターンシップなど)が増加するなどソフトパワー型要因が考えられます。求人数が多い少ないに関わらず、受入側の熱量・行政の支援体制が「地元志向」をつくっていると考えられます。
・熊本県も、21位→14位へとランクアップ。台湾の半導体ファウンドリ企業であるTSMCの進出とその関連企業における魅力ある求人増加が要因と考えられます。
・島根県・高知県・徳島県は、前年に続いてワースト3位となりました。全体的に外国人対象の求人が少ないエリアが、現地での就職希望率が低い傾向にありました。また、住み慣れた地であっても、仕事の選択肢が少なければ他県へ出ていく傾向があると予測されます。

 
 

 

大学が多い=留学生数が多い地域の傾向

大学の多い都道府県=外国人留学生(高度外国人材予備軍)が多い地域では、地元での就職希望率が高まる傾向も前年と変わりません。
2024年のJASSOデータによると、都道府県別の留学生数は以下の通りです
1位:東京都(95,312人)
2位:大阪府(29,456人)
3位:福岡県(16,246人)
4位:京都府(15,663人)
5位:兵庫県(12,256人)
6位:愛知県(12,256人)
この傾向を象徴するのが福岡県です。求人数は必ずしも多くないものの、外国人留学生の在籍数が全国3位であり、定住意欲も高いことから、前年に続いてランキング2位をキープしています。
加えて、福岡市は「アジアの玄関口」としてのリーダー都市を目指し、国際交流イベントやビジネス支援策を積極的に展開。「グローバル創業・雇用創出特区」にも指定されており、外国人が暮らしやすく外国人がビジネスしやすい環境を整えている点も、外国人材の定着に大きく寄与していると考えられます。
▼全都道府県ランキングと求人数、留学生数の詳細▼
https://drive.google.com/file/d/1gReLQz_Y1D23Y5uT1cvAjpZqYu3byNqD/view?usp=sharing

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