日本の面接、よくきかれる質問「仕事をしていない期間は何をしていましたか?」~教えてNINJA!面接官の視点と回答の注意点~

NINJA事務局より NINJA事務局より

おしえて!NINJA Q&A は、就活・転職活動をするうえでの疑問はもちろん、在留資格や日本の職場における疑問をズバリ!解決するコーナーです。日本で働く外国人の皆さんからよくある相談を紹介していますので、あなたの悩みも解決するかもしれませんよ。

「仕事をしていない期間は何をしていましたか?」の質問で、面接官が知りたいことは?

日本企業の考え方や企業文化

・多くの日本人は、転職先を決めてから退職するため、空白期間があると、「何か問題があってすぐに辞めなくてはならない状況だったのでは?」と疑われます。
・3か月以上、空白期間があくと、なぜ空白期間があるのか?を面接で質問されることが多く、 4か月以上「空白期間がが長いな」と思われる傾向にあります。

仕事をしていない期間があると面接官はどう感じる?

 ・次の仕事がすぐに決まらない理由があるのかな?
・前の会社をすぐに辞めなければならない問題やトラブルがあったのかな?(トラブルメーカーだと採用したくないな)
・空白期間中はスキルアップに役立つこと、新しい仕事に活かせることに取り組んでいたかな?

面接官への回答のポイントは?

面接官への回答のポイントは
・仕事をしていない期間をポジティブに捉え、自己研鑽(スキルアップ)や仕事に役に立つ活動を行っていたことを伝える
・具体的に何をしていて、何を得たか?を説明をする。
・面接官に「常に成長をしようという姿勢がある人だ」と評価してもらえるようにPRをする

面接官への回答のポイントは?

【シナリオ1:自己研鑽・スキルアップ】
面接官:仕事をしていない期間は何をしていましたか?
あなた:はい、その期間中は自分のスキルアップに集中していました。
特に、以前から興味があったデジタルマーケティングの分野でオンラインコースを受講し、Google Analyticsの資格を取得しました。
これにより、データ分析のスキルを磨きました。これらのスキルは、新しい仕事においても役立つと考えています。

【シナリオ2:ボランティア活動】
面接官:仕事をしていない期間は何をしていましたか?
あなた:はい、その期間中、知人が運営する非営利団体でボランティア活動を行っていました。
友人を尊敬しており、こういった期間でもない限り、関わることができないと思った為です。
特に、子ども向けのイベントの企画運営を担当し、プロジェクト管理やチームワークのスキルを向上させました。
この経験を通じて、多様なバックグラウンドを持つ人々と協力することの重要性を学びました。

【シナリオ3:家庭の事情】
面接官:仕事をしていない期間は何をしていましたか?
あなた:はい、その期間中、家族の介護が必要となり、一時的に仕事を離れていました。
しかし、その間も学習を怠らず、新しい技術や業界のトレンドについて学び続けました。
家族のサポートが必要な時期を過ごしたことで、時間管理や優先順位の付け方が一層磨かれました。

SHARE

カテゴリの最新記事