日本式 │ 転職・就職できる身だしなみ

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就職活動・転職活動 面接時の服装や身だしなみ

就職活動・転職活動における、面接時の服装や見だしなみは下記の通りです。
それぞれ、「清潔感があるかどうか」がポイントです。

面接時の身だしなみ。【男性】髪型:まとめてスッキリした印象で、ふけや寝ぐせに気を付ける。顔:ヒゲはきれいに剃る。目ヤニや鼻毛に注意。手元:爪はきちんと切っておく。A4サイズの入るビジネスバッグ。服装:紺やダーク系のスーツで、大きすぎず小さすぎず、襟足などの汚れ、シワに注意。足もと:靴下もダーク系。靴は磨いておく。【女性】髪型:まとめてスッキリした印象で、ふけや寝ぐせに気を付ける。顔:健康的なメイクを。派手なメイクになりすぎない。手元:爪は長過ぎず派手にならない。マニキュアを塗る場合はきちんと。服装:紺やダーク系のスーツで、スカート丈は膝中心が隠れる程度。派手なアクセサリーは控える。足もと:ストッキングは自然な肌色。ピンヒールやミュールはNG。

就職活動・転職活動 面接にもっていく鞄(バッグ)とは?

赤や黄色などの派手な色の鞄は避け、色黒や茶色などのダーク系で、A4サイズ以上の書類が入るビジネスバッグが理想的です。 鞄には、履歴書・職務経歴書、筆記用具(メモ帳、ボールペンなど)を入れて持っていきましょう。 履歴書・職務経歴書は、折り曲げずにA4のクリアファイル等に入れると良いでしょう。

メッセンジャーバッグやカジュアルなリュックサック、小物入れサイズのポーチなどはNGです。 また、バッグを持たず、手ぶらで面接に行くのもNGです。

〇:ダーク系のビジネスバッグ。×:カジュアルなバッグ。

赤や黄色などの派手な色の鞄は避け、色黒や茶色などのダーク系で、A4サイズ以上の書類が入るビジネスバッグが理想的です。
鞄には、履歴書・職務経歴書、筆記用具(メモ帳、ボールペンなど)を入れて持っていきましょう。
履歴書・職務経歴書は、折り曲げずにA4のクリアファイル等に入れると良いでしょう。

メッセンジャーバッグやカジュアルなリュックサック、小物入れサイズのポーチなどはNGです。
また、バッグを持たず、手ぶらで面接に行くのもNGです。

就職活動・転職活動 面接のメイク(化粧)とは?

派手なメイクの女性の写真

日本のビジネスシーンでは、メイクは服装や髪型と同様に身だしなみの1つと捉えられています。

敏感肌やアレルギーなどの事情で、メイクができない場合は無理にする必要はありませんが、メイクをしていた方が印象は良くなるという事は覚えておきましょう。

ただし、メイクは「ナチュラルメイク」が基本です。濃いメイクや極端な装飾(つけまつげなど)は就職・転職活動やオフィスシーンには向きません。また、肌色と対象的な色(青や緑など)のアイメイクや濃い色の口紅など、派手な色を使いすぎるとNGです。ブラウンやピンク、オレンジなどを選ぶと日本的なナチュラルメイクになります。

アパレル業界や化粧品メーカーなどの面接の場合は、服装と同様に、企業ブランドのイメージに合うメイクで行きましょう。

例)
自然派化粧品メーカーであれば、ナチュラルメイク
派手でポップな印象の洋服を扱うアパレル企業であれば、洋服のイメージに合うように濃いめのメイクでもOK!

就職活動・転職活動 面接のネイル(爪)は?色とデザイン

服装やメイクと同様に、派手すぎない色でシンプルなデザインにしましょう。

OKパターン

透明なマニキュアをつけた爪の写真
透明なマニキュアでつやを出したり(写真左)
ピンクやベージュ系の色づかいとデザイン(写真右)

NGパターン

立体的なデコレーションやキラキラしたラメがついた爪の写真
色が濃く、明らかに元の爪とは違う目立つ色(写真左)
立体的で派手なデコレーションだらけ(写真中央)
キラキラしたラメやデコレーション(写真右)

尚、アパレル業界などの面接の場合は、
服装と同様に、企業ブランドのイメージに合うネイルであればOKです。

就職活動・転職活動 面接で「私服でお越しください」と言われた場合はどうする?その意味は?

面接には、「私服でお越しください」と言われる事があります。 私服で面接を実施する場合、2つの目的があります。 1つめは、あなたのセンス(感性や趣味)が見たいと思っている場合と 2つめは、あなたへの配慮と社風をPRしている場合です。

1つめの、「あなたのセンス(感性や趣味)を見たいと思っている場合」は、洋服やジュエリーなどを製造・販売しているアパレルメーカーなどの企業に多いパターンです。また、デザイナーの求人や美容関係の仕事においても「私服でお越しください」と言われる事があります。これらの、業界・職種は、お客様の好みにあわせて、「素敵!」と思ってもらえるような提案をするお仕事ですので、あなたの感性や趣味も「重要なスキルの1つ」という考え方です。どのような服装で自己PRをしてくるかをみるテストだと思ってください。

このようなケースの場合は、面接に行く企業ブランドのイメージに合う服装で行きましょう。服装は、面接を受ける企業の店舗で販売してあるような洋服のイメージに近い服装にしましょう。近くに店舗がない場合は、ホームページや公式SNSなどで店員さんや社員さんの服装を確認しましょう。

2つめの、「あなたへの配慮と企業の社風をPRしている場合」ですが、意味としては下記となります。

  • 「スーツなど堅苦しい格好をせず、カジュアルな格好で気持ちを楽にして来てください」
  • 「当社はスーツ着用のルールはなく、服装はカジュアルで構いません。面接も同様です。」

面接は、緊張をするものなので、「リラックスした状態のあなたと話がしたいですよ」というメッセージであったり 「当社はカジュアルな服装を許可している」「当社の社風はカジュアルで堅苦しいものではない」という企業側のアピールになります。

このようなケースの面接の場合は、露出が多い服装を避け、清潔感のある服装で面接に行きましょう。

イラスト画像:ドレス気味の男女とカジュアル気味の男女
例)
  • 〇 ポロシャツ
  • 〇 チノパン
  • 〇 無地のTシャツ
  • △ アニメキャラクターが大きく描かれたTシャツ
  • △ ダメージジーンズ
  • △ パーカー
  • × ハーフパンツ
  • × キャミソール
  • × ミニスカート
  • × サンダル

「面接の服装は自由」と記載されていた場合は、スーツでもオフィスカジュアルでも構いませんが、スーツ着用で面接に行く方が無難です。業界や職種により、カジュアル度合いの認識が違います。よくわからない場合は、スーツで行きましょう。

就職・転職をした入社後においても、「オフィスカジュアル」や「服装自由」という会社が多くなりましたが、何を着ても良いというわけではなく、会社ごとにドレスコードが存在します。人事担当に確認したり、周囲の様子をよく観察してあわせるようにしましょう。

まとめ 身だしなみは、あなたの評価を上げるモノ

  • 就職活動・転職活動 面接時の服装や身だしなみは清潔感がポイント
  • 就職活動・転職活動 面接に持っていく鞄は、A4サイズの書類が入る黒か茶色の鞄が理想
  • 就職活動・転職活動 面接の化粧は、ナチュラルメイクが基本。アパレルや化粧品メーカーの面接は企業ブランドイメージに合うメイクで。
  • 就職活動・転職活動 面接のネイル(爪)は?シンプルなデザインでピンクかベージュ系で。
  • 面接で「私服でお越しください」と言われた場合は、オフィスカジュアルで。アパレルや化粧品メーカーの面接は企業ブランドイメージに合う服装で。
  • 面接で「服装は自由」と言われた場合は、スーツが無難。

「身だしなみを整える」とは、相手を不快にさせない礼儀であり、相手に対しての敬意の表れです。相手を不快にさせてしまうと、残念ながらあなたの評価が下がります。身だしなみが整っていないという理由だけで、不採用になってしまわないよう、日本式の身だしなみをしっかり押さえてから、面接にのぞみましょう。

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