インターネットの就活情報だけではなく、就活に詳しい人からのアドバイスをもらうこと。

姜 瑞涛(キョウ レイト)

姜 瑞涛(キョウ レイト) 中国出身 │ 26歳 │ 男性 │ 在日1年目

前職 留学生
内定企業 医療コンサルテイング会社
好きな日本語 失敗は終わりではない、諦めることこそ終わりである

中国の医学部を卒業して日本語学校に留学し、日本で就職した姜さんにお話を伺いました。

【経歴】
・中国 吉林省生まれ
・2010年9月(中国)吉林大学 医学部 入学 
・2015年7月(中国)吉林大学 医学部  卒業
・2015年7月(中国)大学病院 研修医として勤務
・2016年9月(中国)大学病院 退職
・2017年4月(日本)日本語学校 入学
・2018年3月(日本)日本語学校 卒業
・2018年4月(日本)医療コンサルティング会社 入社

インターネットの就活情報だけではなく、就活に詳しい人からのアドバイスをもらうこと。

日本に留学しようとおもったきっかけ、日本で就職をしようと思った理由を教えてください。

 子供のころから、ドラゴンボールやコナン、ポケモンなどの日本のアニメをよく見ていましたので、日本は身近な存在でした。大人になってから、日本は「ルールの意識が高い国」「職人の技術力が高い匠の国」などという事を知り、知れば知るほど日本はすごい国だと思っていましたので、いつか日本に行きたいと思っていました。
 
 両親の希望もあり、中国では医学部に進学し医師免許を取得しました。大学を卒業して大学院に進む道も考え試験には合格していたのですが、「このまま勉強をし続けるのは自分の人生にとって本当に良いことのか?」と考えるようになりました。そこで、「外の世界を見たい!」とずっと思い描いていた日本への留学を思い立ち、両親をなんとか説得して日本留学を果たしました。

 日本での就職への迷いはありませんでした。はやく一人前になりたいと思っていましたので、中国へは戻らず日本での就職を選択しました。

どのような方法で就職活動をしましたか?

 私は日本語学校に通っていましたので、日本語学校で就職活動をする人は珍しい方でした。友人は日本語学校の先生に就職活動のアドバイスをもらいながら行動していましたが、私は「先生に聞く事は恥ずかしいことだ」と思っていたので、自分でインターネットをつかって調べる事にしました。CMなどで聞いた事があったリクナビやマイナビのWEBサイトをみて勉強をしました。

日本での就職活動はルールが多く知らない事が多くありました。「自己分析」という言葉は、はじめて聞きましたし、自己PRと志望動機の違いなども初めて知りました。「自分の強み」はだれがみても一緒だろうと思っていましたが、相手によってそれは違い、他人と自分が見る視点は違うのだという事をはじめて知りました。

また、面接のときに「はじめまして!」と面接官に握手を求めて握手をしたのですが、面接官がなんだか戸惑っていたのであとで調べてみると、日本は「お辞儀」で「握手はしない」事を知って、失敗したなと思いました。ルールやマナーを知らないで本当に沢山のミスをしました。今考えると、「恥ずかしい」なんて考えずに、もっと早くから他人のアドバイスをもらっておけばよかったと思いました。

企業への応募は50社ぐらいしました。求人に応募する時の判断基準は、「自分の専門分野であること」「外国人を必要としているところ」「自分が成長できそうな会社かどうか」のいずれかに当てはまる事でした。「自分が成長できる会社かどうか」については、研修制度があるかどうかという点や、入社1年目でも新規プロジェクトに参加できるかどか、などの点に注目しました。

約50社エントリーをして、1次面接にすすんだ会社が30社、最終選考まで残ったところが15社です。1次面接で質問されることは、①日本語レベルをはかる質問 ②なぜこの仕事がしたいのか?強みがいかせるのか?といような志望動機に関することの2つが中心でした。最終面接では、社長や経営層が面接官ですので、「将来はどうしたいのか?」ということを中心に聞かれる事が多かったです。

姜 瑞涛(キョウ レイト)さんのインタビュー写真2
 

どのような経緯でNINJAを知りましたか?また利用してみてよかった点を教えてください。

 就職活動の後半、1社ほど内定がもらえそうかどうかという状況の中、たまたま友人にグローバルパワーが運営する「NINJA」を紹介してもらいました。

「外国人専門の求人サイトなのでいい情報があるかも」と教えてもらいましたので、すぐに登録しました。登録を済ませたら連絡がきて、面談をする事になりました。はじめは「面談」の意味がよくわからず、何をするものなのかすらわかりませんでしたが、案内されるとおりに面談に行ってみる事にしました。
 
すると、この「面談」がとても良かったのです。いままでインターネット上で就活情報を得る事しかしておらず、ひたすら文章を読む事をやっていたので、人と直接会って話をする「面談」は特に新鮮で「良い!」と感じました。

面談で対応してくれるエージェントは、仕事を探す事や日本で就職をすることの専門なので、「自分に何が足りないのか」「自分にはどんな仕事があいそうなのか」というところなどを相談しながら進める事が出来ました。そして、「履歴書の書き方」「スーツなどの服装」「ビジネスマナー」「受け答えの方法」など基本的なことも教えて頂き、「なぜもっと早く ” 面談 ” に来なかったのだろうか!もっと早く来ていたらいままで応募した数十社を無駄にすることはなかったのに!」と悔しい思いをしました。

面談では、学校の先生からは教えてくれない事を教えてもらえた気がします。うまく表現できませんが、やはり実際のリアルな情報を持っているという感じです。あとは、中国語ができるエージェントだったので、細かいニュアンスなど、わからない日本語は中国語でフォローしてもらい助かりました。

 その後、現在の就職先である医療コンサルティングの会社を紹介してもらい、面接は1回のみ、無事に内定をもらえました。結果、自分で就活をして内定を獲得した会社と合計2社の内定をもらいましたが、自分の専門知識を活かせる仕事ということで、現在の医療コンサルティングの会社に決めました。

 これから日本で就職する皆さんにアドバイスをしたいことは、①他人のアドバイスをよく聞く事 ②しっかり自己分析をする の2つです。自己分析は志望動機につながる事です。自分は何がやりたいのか、この会社で何がやりたいのか、を相手に伝える事ができなければ就職活動はうまくいきません。

現在はどんな仕事をしていますか?また、将来の目標や夢を教えてください。

 まだ入社したばかりなので、業務の流れを勉強したり、問診票などの書類の翻訳をしていますが、日本で治療を受けたいという中国人の患者さんの医療ツーリズムを全般的に担当をする予定です。

日本の医療技術は最先端で、中国からはすぐに来日できる距離ですので需要はこれからもっと増えると思います。中国で医学部を出て医師免許はもっていますが、薬の処方や美容分野は知らない事が多く、勉強する事も多いので、頑張って勉強してはやく一人前になりたいと思います。


 将来は、日本でも医師免許をとること目指したいと思います。これは実際にはとても難しい事だと思いますが、いつかは挑戦したい目標です。そして、日本と中国、両国で人の役に立ち文化交流を広げられるような人になりたいと思っています。

姜 瑞涛(キョウ レイト)さんのインタビュー写真3
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