日本企業の就職活動・転職活動は、独自のルールがあり戸惑う事も多いですよね?
経験された方は実感したと思いますが、特に面接は独特です。
今回は、外国人が日本の面接でよく聞かれる質問と、面接官のチェックポイントを勉強しましょう。
よくある質問とチェックポイントをおさえて、面接を通過しましょう!
自己紹介は長くなり過ぎないように。30秒~1分以内で簡潔に伝えましょう。
名前、年齢、出身、学歴、職歴、自分の性格、強み、応募動機を伝え、最後は「以上です。宜しくお願い致します」で締める。
具体的な理由やきっかけを伝えましょう。
「日本語を学びに」「日本文化に興味があって」という回答だけではあなたの考え方が伝わりません。
「なぜ日本語を学びたいと思ったのか」「日本文化とは具体的に何で、どのようなところに興味をもったのか」を詳しく話しましょう。
日本文化への理解度や母国との違いをどう表現するのかを見る質問です。
日本人にない視点や発想のヒントを得るためにも、このような質問をする事があります。
具体的なエピソードで「日本では●●ですが、母国では●●です」と比較をしながら話をすると良いでしょう。
仕事の経験が浅い場合は、大学で勉強したことや研究テーマを聞かれる事があります。
興味をもったきっかけや、選択の基準、学んだこと、研究テーマを具体的に伝えましょう。
日本の大学を卒業した場合、サークル活動やインターンについて聞かれる事もあります。
どのようなキャリアを積んできたか概要を話すこと。
1つの経歴に対し30秒~1分程度で簡潔に伝えましょう。
具体例な実績や成果を数字で伝える事。
どのような内容/規模で、どのような流れで役割を果たしたのか。
どのような立場/役割で、どのような成果を上げたのか。
実績や実力をアピールできる質問です。
売上や表彰・受賞・関与したプロジェクト・企画でうまくいった例を伝えましょう。
何を・どれだけ成し遂げたのかを具体的な数字で話しましょう。
問題が発生した時のプロセス・判断力・考え方が問われる質問です。
失敗を通して学んだこと、繰り返さないための防止策をどうしたのか、などを具体的に話すと良いでしょう。その時は、うまく対応できなかったとしても、「今だったらこうした」という回答でも構いません。
実体験に基づいて話すようにしましょう。
「お客様から”〇〇さんにまたお願いをしたい”と言われた時に達成感とやりがいを感じます」
業種・職種に合う具体的なエピソードがあるとより説得力が増します。
「意識をしていること」「大事にしていること」という言い方をすることもあります。
「常に相手の立場にたち行動をする」など、仕事に対する心がまえやあなたの考えを伝えましょう。
あまりにもこだわりが強いと、融通が利かない・柔軟性がないと捉えられることもあるので注意しましょう。
辞めた理由として前職の不平不満、会社や上司の悪口を言うのはやめましょう。
転職によって解決できる問題できるのか、しっかり考えて伝えられるようにしましょう。
今後のキャリアにつながる、ポジティブな回答をしましょう。
面接の前に、ホームページで会社の商品やサービスをしっかり確認し近所に店舗などがあれば、見ておきましょう。あなたが商品やサービスを利用した経験がある場合は、どのようなイメージを持っているのかを伝えましょう。
商品やサービスの良い点をフィードバックしたうえで、「こうすれば、もっと良くなる」「更にこういうサービスがあると良い」「自分だったらこうする」といった提案が出来ればベストです。
あなたが、仕事を通して実現したいこと、挑戦したいことを伝えましょう。
経験者であれば、経験や実績を踏まえ、入社後にどのように役に立てるのかを中心に伝え、
未経験者であれば、将来のビジョンに対しての強い想いとその努力をする覚悟があることを伝えましょう。
「〇〇はできません」「この仕事だけをしたい」など、こだわりが強すぎると思われるとマイナスイメージです。
柔軟に幅広く対応するつもりであることも伝えましょう。
面接を受けている会社ならではの特徴やサービスにフォーカスして伝えましょう。
「この人は入社できればどの会社でも良い」と思われてしまう理由にならないように気をつけましょう。
応募企業の独自性や強みなど客観的な要素を取り入れ、あなたがやりたいことや、できることを加えて話すとベストです。
センスや適性をみるとともに、仕事の理解度をみる質問です。
仕事の経験者であれば、「どのような所に気をつけていたのか」「この仕事を上手にこなすコツ」など具体的な例を挙げながら答えるとベスト。
未経験者であれば、職務内容・その役割・求められることをあらかじめ調べておき、想像してみましょう。
入社後に活躍できそうかどうか、キャリアビジョンの方向性を見る質問。
今までの経歴・経験、志望動機などを交えて今後のキャリアプランを話すとベスト。
仕事内容とあまりにもかけ離れた内容だと、方向性が違うと判断されるので気をつけましょう。
入社後に活躍できそうかどうか、キャリアビジョンの方向性を見る質問。
今までの経歴・経験、志望動機などを交えて今後のキャリアプランを話すとベスト。
仕事内容とあまりにもかけ離れた内容だと、方向性が違うと判断されるので気をつけましょう。
他に応募をしている企業を伝えましょう。
他に応募した企業を聞いて、志望動機と整合性がとれているか確認される質問です。
「社名を忘れました」「覚えていません」は適当に応募をしていて、
「入社できればどこでも良い」という印象を与えるのでやめましょう。
希望の年収条件は正直に伝えましょう。
実績やスキルが条件に満たない状態で、高い年収希望を出すと自己分析ができていない印象を与えます。
応募する仕事の年収相場を事前に調べておきましょう。
<回答例>
「前職が年収●●万だったので、●●を希望します」
「最低●●万以上を希望します」
「貴社の求人に年収●●万~と記載がありましたので、年収●●万だと嬉しいです」
確実に勤務できる時期を伝えましょう。
現職中であれば、引継ぎや退社手続きなど必要な期間を想定したうえで、目安を伝えましょう。
<回答例>
「明日から勤務可能です」
「内定をいただいてから、2か月で勤務可能です」
「現在担当しているプロジェクトの終了が10月のため、11月から勤務可能です」
「今月末に退職予定なので、来月から勤務可能です」
応募をした求人企業に拠点がいくつかある場合によく聞かれる質問です。
あなたの希望の勤務地を伝えましょう。
転勤や異動がよくある会社の場合、勤務地の希望が限定されると不採用になるケースがあります。
求人企業の採用情報をよく確認しておきましょう。
<回答例>
「家族が東京におりますので東京を希望します」
「可能であれば、関西圏を希望します。」
「特にありません。会社の指示に従います」
あなたが考える、就職・転職先を選ぶ基準を伝えましょう。
「在留資格(ビザ)がもらえること」や「給料」は重要な事ですが、面接の回答としては適切ではありません。
在留資格(ビザ)、給料などの雇用条件の他に何を重視しているかを考えて伝えましょう。
「長所・短所」という言い方をすることもあります。
あなたの性格で良いと思うところ・悪いと思うところ、仕事で得意なこと・苦手なことを整理して伝えましょう。
「たとえば、●●の時に~」と具体的なエピソードをそえると説得力が増します。
弱みや短所、苦手なことに関しては、それを補うために努力をしたり工夫をしていることを合わせて伝えると良いでしょう。
仕事で上司やお客様、同僚から仕事に対してどのような評価をされているかを伝えましょう。
また、友人や家族からあなたの人柄や性格について、どんな印象を与えているかを伝えましょう。
伝えるのは、良い評価を中心に伝えると良いでしょう。
現在の自分に対する自己認知と、それに基づく成長プランを問う質問です。
自分の強み・弱みの改善を軸として考えてみましょう。
「どうしたらもっと仕事の成果を上げられるか・昇進できるか」と考え課題を見つけ、
実現のために具体的に計画を立ててみると良いでしょう。
向上心や成長意欲、またそのために具体的なプランを描いているのかを問われる質問です。
そのスキルを身につけることによって実務にどう活用できるのかを想定して話すと良いでしょう。
勉強中の資格や語学力を向上させるために取り組んでいることを伝えても構いません。
母国や日本の時事問題についてどれくらい知っているか確認する質問。
社会情勢や経済に興味をもっているかどうかをみられています。
正直に考えていることを伝えましょう。
ただし、正社員採用の場合「1年ぐらい」と伝えると不採用になる可能性が高くなることは理解しておきましょう。
日本企業は、10年20年単位で長く勤務してくれる人を採用したいと考えています。3年でも「勤務期間が短い」と感じる日本企業がまだまだ多いのが現状です。
入社後に活躍できそうかどうか、キャリアビジョンの方向性を見る質問。
具体的な話し方としては「1年後・5年後・10年後」の3つの時間軸でプランを伝えると良いでしょう。
志望動機や転職の理由との相違がないように気をつけましょう。
入社予定の仕事や企業の方向性とあまりに違うプランだと方向性が違うと判断されます。
人生観・仕事観、仕事と向き合う上でのスタンスをみる質問です。
この企業でキャリアを積んだ延長での目標や夢を伝えるとベストです。
大きな夢を抱え、意欲を持っている姿勢を与えると良い。
企業や仕事に関する質問を5つ程度準備して面接にのぞみましょう。
ホームページや求人票に書いてあることを聞くと「会社のことを調べてない」と判断されます。
また、日本では給料や休暇日数などの細かい雇用条件について聞きすぎるのもマイナスイメージです。
企業のビジョンや社風、仕事内容について聞くようにしましょう。
(給料や休暇日数などの細かい雇用条件は転職エージェントに確認するか、内定をもらった際に人事部に確認しましょう)
「日本の面接 絶対聞かれるこの質問」いかがでしたでしょうか。
繰り返し読んで本番に活かしてくださいね。
日本語だけでなく、仕事で求められる言語でも回答できるようにしておきましょう。
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