【KPI（ケイ・ピー・アイ）】～学校では教えてくれないビジネス日本語講座～

公開日：2020/07/31 更新日：2024/02/16

NINJA事務局より

日本企業に晴れて入社し、活躍している外国人の方も多いと思いますが、日本のビジネスマン同士の会話、理解できてますか？　きっと「はじめて聞いた！」「学校で習ったことがない」「辞書にも載ってない」という言葉が飛び交っているはず。【学校では教えてくれないビジネス日本語講座】は日本人のビジネスマンたち使う摩訶不思議な日本語を、外国人の皆さんにもわかりやすいようにご紹介していく講座です。

【KPI（ケイ・ピー・アイ）】～学校では教えてくれないビジネス日本語講座～

今回、ご紹介する「学校では教えてくれない日本語講座」は「KPI（ケイ・ピー・アイ）」です。日本の職場で「KPI」という言葉、聞いた事はありますか？
早速、どんなシーンで使われるのかをみていきましょう。

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◆「KPI」が使われるシーンとは？
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＜シーン１＞
隣に座っている同僚が突然、「やばい！KPI設定締め切りって、明日だったんだ？！全然手つけてないんだけどー」と言った。

＜シーン２＞
KGI設定のミーティングの後、上司が「よし。KGIが決まったことだし、今度はKPIだな」と言っていた。

＜シーン３＞
上司が会議で「今期からは、ホームページアクセス数と滞在時間もKPIに入れておこう」と言っていた。

では、「KPI」とは、どんな意味なのでしょうか。

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◆「KPI」の意味とは？
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「KPI」とは、英語の”Key Performance Indicator”の略語で、日本語では「重要業績評価指標」に当たります。KPIとは、KGI（=重要目標達成指標、最終目標）を達成する過程で、日々の行動が目標に向かってきちんと進んでいるかをチェックするための指標のことです。すなわち、KGIを達成するためには、いくつかのKPIを設けて、また随時修正や改善を取り入れながら、その最終目標に向かうことが求められます。

このように、KGIとは大きな最終目標を数字で表したもので、KPIとはKGIの達成に向けて中間目標が達成されているのか、チェックするためものだといえます。

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◆「KPI」の類語は？言い換えるとどうなる？
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類語、他の言い方をすると、下記のようになります。

・重要業績評価指標
・中間目標
など

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◆「KPI」を使ってはいけない時は？
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特にありません。
意味をきちんと理解したうえで、どんどん使ってみましょう！

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◆「KPI」のまとめ
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「KPI」というビジネス用語の意味と使い方、使ってはいけないシーンを
紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

・「KPI」は、日々の行動が最終目標に向かってきちんと進んでいるかをチェックするための指標
・「KPI」は” Key Performance Indicator”の略で、【重要業績評価指標】という意味
・「KPI」を言い換えると「重要業績評価指標」「中間目標」など
・「KPI」を使ってはいけないシーン：特になし

「KPI」が自然に言えると、日本人はビックリ！
ぜひ、意味を知ってマスターしましょう♪

では！

ライター：Marina IVANOVA (日本語教師）