日本企業に晴れて入社し、活躍している方も多いと思いますが、日本のビジネスマン同士の会話、理解できてますか? きっと「はじめて聞いた!」「学校で習ったことがない」「辞書にも載ってない」という言葉が飛び交っているはず。【学校では教えてくれないビジネス日本語講座】は日本人のビジネスマンたち使う摩訶不思議な日本語を、外国人の皆さんにもわかりやすいようにご紹介していく講座です。
今回、ご紹介する「学校では教えてくれない日本語」は「IPO(アイピーオー)」です。日本の職場で「IPO」という言葉、聞いたことはありますか?
早速、どんなシーンで使われるのかをみていきましょう。
<シーン1>
インターネットニュースを調べていたら、「〇〇社、IPO」という見出しがあった。
<シーン2>
朝出社したら、先輩に
「今日の朝礼で、社長がいよいよIPOについて語るんだって」と言われた。
<シーン3>
上司が会議で、「今日の議題は、IPOの準備だ」と言った。
では、「IPO」とは、どんな意味なのでしょうか。
「IPO」とは、英語の“ Initial Public Offering“の略で、日本語では「株式公開」「新規公開株」や「新規上場株式」などになります。“Initial“ (新規の) Public(公開の) Offering(提供)ということで、企業が新規に証券取引所に上場し、誰でもその企業の株が買えるようにすることを指します。
類語、他の言い方をすると、下記のようになります。
・「株式公開」
・「新規公開株」
・「新規上場株式」
・「新規上場銘柄」
など
特にありません。
意味をきちんと理解したうえで、どんどん使ってみましょう!
「IPO」というビジネス用語の意味と使い方、使ってはいけないシーンを
紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
・「IPO」は、英語の“ Initial Public Offering“の略
・「IPO」は【株式公開、すなわち企業が新規に証券取引所に上場し、誰でもその企業の株が買えるようにすること】
・「IPO」を言い換えると「株式公開」「新規公開株」「新規上場株式」「新規上場銘柄」など
・「IPO」を使ってはいけないシーン:特になし
「IPO」が自然に言えると、日本人はビックリ!
ぜひ、意味を知ってマスターしましょう♪
では!
ライター: Marina IVANOVA (日本語教師)
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