【ユニコーン企業（yunikoon kigyou）】～学校では教えてくれないビジネス日本語講座～

公開日：2020/07/31 更新日：2024/02/16

NINJA事務局より

日本企業に晴れて入社し、活躍している外国人の方も多いと思いますが、日本のビジネスマン同士の会話、理解できてますか？　きっと「はじめて聞いた！」「学校で習ったことがない」「辞書にも載ってない」という言葉が飛び交っているはず。【学校では教えてくれないビジネス日本語講座】は日本人のビジネスマンたち使う摩訶不思議な日本語を、外国人の皆さんにもわかりやすいようにご紹介していく講座です。

【ユニコーン企業（yunikoon kigyou）】～学校では教えてくれないビジネス日本語講座～

今回、ご紹介する「学校では教えてくれない日本語講座」は「ユニコーン企業（yunikoon kigyou）」です。日本の職場で「ユニコーン企業」という言葉、聞いた事はありますか？
早速、どんなシーンで使われるのかをみていきましょう。

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◆「ユニコーン企業」が使われるシーンとは？
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＜シーン１＞
上司に突然、「君、日本でユニコーン企業が増えないのはなぜだと思う？」と聞かれた。

＜シーン２＞
先輩に、「定かではないけどさ、新しいお客さん、最近話題のあのユニコーン企業らしいぞ」と言われた。

＜シーン３＞
社長が朝礼で「我々が目指しているのは、ユニコーン企業だ」と語っていた。

では、「ユニコーン企業」とは、どんな意味なのでしょうか。
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◆「ユニコーン企業」の意味とは？
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「ユニコーン企業」とは、「企業評価額が10億ドル以上の非上場ベンチャー企業」（デジタル大辞泉、小学館）のことです。起業してから10年以内であることも、その特徴の一つです。また、「ユニコーン企業」のほとんどがテクノロジー関連の企業です。

「ユニコーン」（一角獣）とは、額の中央に一本の角が生えた馬に似た、誰も実際に姿を見たことがない伝説の生き物（幻獣）です。「ユニコーン企業」は、数が非常に少ない、上場していないがユニークなビジネスモデルを持ち、ユニークなサービスを提供していることから、そう呼ばれるようになったようです。

世界における「ユニコーン企業」の数は2019年現在、400社弱で、非常に少ないです。その大半はアメリカと中国の企業です。スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」によると、日本における「ユニコーン企業」数は、2020年1月現在7社です。

英語では、「unicorn」、「unicorn company」または「unicorn finance」と言います。

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◆「ユニコーン企業」の類語は？言い換えるとどうなる？
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類語、他の言い方をすると、下記のようになります。

・新興会社
・新興勢力
など

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◆「ユニコーン企業」を使ってはいけない時は？
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特にありません。
意味をきちんと理解したうえで、どんどん使ってみましょう！

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◆「ユニコーン企業」のまとめ
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「ユニコーン企業」というビジネス用語の意味と使い方、使ってはいけないシーンを
紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

・「ユニコーン企業」は、評価額10億ドル以上の非上場、設立10年以内のベンチャー企業のこと
・「ユニコーン企業」は【企業評価額が10億ドル以上の非上場ベンチャー企業】という意味（デジタル大辞泉、小学館）
・「ユニコーン企業」を言い換えると「新興会社」「新興勢力」など
・「ユニコーン企業」を使ってはいけないシーン：特になし

「ユニコーン企業」が自然に言えると、日本人はビックリ！
ぜひ、意味を知ってマスターしましょう♪

では！

ライター：Marina IVANOVA (日本語教師）