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インタビュー
就職できた人から学ぶべし!!

2020.01.10 update

ウー ルイさんの写真

仕事で成果を出せる理由は「ゴールを常に頭に入れておくこと」と「多様性を尊重すること」

中国の国旗

ウー ルイ さん

中国出身 │ 33歳 │ 女性 │ 在日4年目

前職 メディア運営、オンライン決済事業会社

内定企業 語学教育(新規事業立ち上げ/講師)

好きな日本語 「生(なま)」

アメリカで偶然出会った仕事が人生を大きく変えたウーさん。ウーさんがどこの国でもどんな環境でも、仕事で成果をあげられる理由とは何でしょうか?


【学歴・経歴】
2007年 (中国) 上海財経大学大学院 外国語学部 卒業
2012年(アメリカ)カルフォルニア州立大学ロサンゼルス校 卒業
2016年(日本)日本語学校卒業
2017年(日本)化粧品メーカー 入社
2018年(日本)メディア運営・オンライン決済事業会社 入社
2019年(日本)教育事業会社 入社

仕事で成果を出せる理由は「ゴールを常に頭に入れておくこと」と「多様性を尊重すること」

学生時代のことを教えてください。

中国の安徽省で生まれ育ち、大学は上海で言語学を専攻しました。外国語は、英語を勉強しており、第二外国語で日本語を専攻しました。日本語の授業は週に1時間程度でしたが、日本は身近な存在で友人もいましたし、日本語は将来必ず役に立つだろうと思って勉強していました。

上海の大学を卒業してからは、英語をブラッシュアップするためにアメリカのカルフォルニアに留学をしました。当時は、アメリカの映画でみるような人たちと友達になりたい、と思ってアメリカに行きました。

アメリカでは、カルフォルニアの州立大学に留学をし、英語を勉強していたのですが、ある日突然、先生から「大学1年生向けに『パブリック スピーキング』の授業をやるように」と言われました。私は、いままで人前でスピーチしたこともありませんし、ましてやここはアメリカ、授業は英語です。そして、生徒は全員アメリカ人で先生である私だけが中国人になります。当然「私には出来ません」と断りましたが、先生の強い励ましもあり、やってみることにしました。

「パブリックスピーキング」は、観衆の特徴を捉え、スピーチのゴールを設定、内容を調整し戦略を立てます。そして、いかに説得力のあるスピーチにするか、ということを教えます。私はいままでそのような事をやった経験がありませんので、授業をどうやってすすめるか、という事については先生に教えてもらったりトレーナー同士で話し合ったりする機会がありました。授業では、生徒たちに積極的に参加してもらえるように、ワークショップをやったり、YouTubeで面白いビデオを探しスピーチ例を出したり、飽きさせないように工夫をしました。結果、多くの生徒たちが人前で説得力のあるスピーチができるようになりました。この成功体験が、ゼロからのスタートでも抵抗なく意欲的に取り組める資質が形成できたのかなと思います。あの時、私に「授業をする」というチャンスを与えてくれた先生には心から感謝をしています。

私の人生で1番初めに体験した仕事が「パブリックスピーキング授業の先生」で、この仕事が私の人生を大きく変えました。この仕事が私の仕事人生の「原点」と言えます。これ以降は、先生以外の様々な仕事を経験していますが、現在は「講師(先生)」の仕事をしていますので、めぐりめぐって原点回帰をしています。こう考えると人生って不思議で面白いなと思います。

アメリカでの仕事経験、日本での仕事について教えてください。

アメリカでは「先生」の仕事以外にも、飲食店やマスメディアでのアルバイトをしました。

飲食店は日本食の料理店で、接客を担当しました。ちょうど日本食ブームがきていた時でしたので、様々な国籍や人種のお客様が来店されました。店長や同僚はとてもやさしくお店の雰囲気が好きでした。やさしさの中にも厳しさがありとても勉強になりました。接客の仕事の他には、中国人向けメニューの開発の提案をさせてもらったり、アルバイトの評価制度を提案する機会もあり充実していました。

また、在ロサンゼルス中国人向けのメディアでもアルバイトをしました。メディアに掲載するニュースの翻訳や、カルフォルニアで起こった事件や身近なイベントやニュースを取材し、読者が理解しやすいように記事を執筆しました。取材は警察署や市役所に行って、事件やニュースを探しました。執筆した記事が、2度ほどですがクリック数No.1になったことがあります。クリック数No.1になった時は、とても嬉しく達成感と満足感が得られました。

アメリカ留学が終わってからは、日本へ渡り日本語学校に行きました。そして知人の紹介で化粧品メーカーに就職をしました。仕事内容は、海外営業で新規顧客の開拓や既存顧客へのリテンション、アップセルです。特に、マレーシアに出張へ行き、プロモーターとして商品を紹介したり、販売したりする時は楽しかったです。

この会社は昔ながらの日本企業という感じで、外国人は私1人でした。同僚の社員の方々は、みなさんとてもやさしくて良い方だったのですが、日本企業独特の文化や雰囲気に慣れませんでした。私が会社の中で1番の新人でしたので、毎朝はやく出勤して1人でオフィスの清掃をしなければなりませんでした。ルールなので清掃はしていましたが、納得はしていませんでしたね。わりと「空気を読んで理解をする」ということが必要な職場だったので、何をするにも気を遣わねばなりませんでした。いま考えると、大雑把な性格の私を周囲のみなさんが広い心で受け入れフォローしてくださっていたのだ、ということが良く分かりますので、感謝しかありません。

その後、訪日観光客向けのITサービスを展開している会社に転職をしました。仕事内容は、技術部門と連携をとり、アプリを利用してくれたユーザーがより良い体験ができるように機能改善や、大手企業と提携をしてクーポンの開発をしました。また、日本旅行のコンテンツ記事を作成をしたり、デザイナーと一緒にプロモーション企画を考ることもしました。この会社は、外国人社長が日本で立ち上げたベンチャー企業でした。ベンチャーだけに仕事の変化が大きくとても忙しかったのですが、日々チャレンジングで楽しかったです。

その後は、現在の勤務先である語学教育事業の会社に入社をしました。人生で初めて仕事をした「先生」の仕事であり、私の人生を大きく変えた「先生」の仕事です。いまは、日本人ビジネスマン向けに中国語を教える講師で、今後はこの中国語事業を大きくしていくことがミッションです。原点にもどり、このような仕事のチャンスを頂けることに、心から感謝しています。

ウー ルイさんのインタビュー写真1

アメリカでも日本でも常に仕事で成果が出せていますが、その理由を教えてください。

ゴールを常に頭に入れておくことです。どうやったら目標達成ができるか、ゴールに近づけるかを考えて行動をします。そして、一緒に仕事をするチームとのコミュニケーションで心がけていることは「多様な価値観を尊重する」という事です。私は、もともと言語学が専攻だったので、世界には多様な言葉と文化があり多種多様な価値観があることを理解しています。だから、自分の考えや価値観を相手に押し付けることはせず、様々な考えや価値観があることを前提に、相手の意見をきき、参考にします。

とはいえ、仕事はお互いの意見がぶつかることもあるかと思います。たとえ、意見が衝突したとしても、仕事の目的は「ゴールを達成すること」です。お互いが「ゴール」という同じ方向を向いていれば、意見に対して「良い」「悪い」という感情は生まれません。ゴールに達成できるベストな方法を取捨選択すれば良いだけです。

これから日本で就職・転職したい方へのアドバイスと将来の夢を教えてください。

就職・転職活動については、応募をする企業の会社情報と競合他社についてはしっかりチェックしましょう。競合他社と比較することで、その会社の優位性や弱点がわかります。人を採用する、ということは「足りない部分を補うための採用」か「優位性をより強くするための採用」になります。それがわかれば、面接で自分が「どう役に立てるか」の提案ができます。

将来の夢は、「有名になること」です。有名になれば、相手から信頼してもらいやすくなりまし、友人も沢山できそうですし、いろいろ生活が便利そうなので(笑)これから仕事で、もっともっと成果をだして有名になっていきたいと思います。

ウー ルイさんのインタビュー写真2

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