高 嵐 (コウ ラン)
中国出身 │ 39歳 │
女性 │
在日12年目
出産・子育てが落ちつき、派遣社員として仕事復帰を果たした高さんにお話をお聞きしました。
【経歴】
1993年 中国上海の高校 卒業
1993年~1997年 外資系ホテル 勤務
1997年~2000年 日系ホテル 勤務
2002年 日本語学校 卒業
2006年 東京共立女子大学 卒業
2006年~2010年 貿易企業 営業課 勤務
結婚・出産を機に退職
2012年~ 現在の企業に派遣社員として入社
中国にいたときは、外資系のホテルに3年、日系のホテルで2年勤務していました。もともと人とコミュニケーションをとることが好きで、中国語・英語を使って仕事をしていたのですが、日本語も身に付けてもっと様々な人たちとコミュニケーションがとれるようになりたいと思い、日本に留学することを決めました。これが来日の真面目な理由です。不真面目な理由はその時、結婚したいと思っていた彼氏に振られてしまい、とにかく遠くに行きたかった、これがもう1つの理由です(笑)お蔭で今の夫に出会い家族にも恵まれましたので当時の彼氏に感謝です!
来日してからは、日本語学校、東京共立女子大学を卒業し、貿易企業に就職しました。就職活動については、当時は活動手法も限られていたのでリクナビとハローワークの2つを使い活動、仕事を探す基準は、中国関係の仕事であることと営業関連の仕事であることでした。 ” 就職する会社にとって欠かせない人間になるのだ ” という決意をもって就活に臨んだ結果、無事に貿易企業から内定をもらうことができ、営業事務から貿易事務まで事務方を幅広く担当させてもらいました。そして日本人の夫との結婚・出産を機に退職し専業主婦となりました。
一度、仕事から離れてはいましたが、ずっと専業主婦になるつもりはなく、子供が小さい時だけの一時的なものだと思っていました。子供が順調に育ち落ち着いてきたので、再び働こうと決めました。ただ、まだまだ子供は小さく保育園の送迎などで時間に制約がありましたので、フルタイムでの勤務は難しいと思い、ある程度時間に融通がきく働き方を探していました。
そんな中、グローバルパワーのWEBサイトで今の会社の仕事を見つけました。週3日程度の派遣社員としての仕事で、勤務時間やシフトについては相談可能という条件で、自分にとって理想的な仕事でした。また、中国語・英語・日本語を使う仕事ということで、自分の強みが活かせると思いすぐに応募しました。
実際に、派遣社員として勤務がスタートしましたが、外国人の方も多く働いている職場でしたので様々な立場や価値観が違う多様性に理解があるのか、時間に制約がある私のような人にも配慮、調整して頂ける環境で感動しました。
現在は、家賃を滞納した外国人の契約者の方々に督促をする仕事を担当しています。日本語・中国語・英語を使って督促をします。滞納といっても、様々な事情がありますので、まずは相手の話をしっかり聞いてあげること、気持ちを理解してあげることを心がけています。そのうえで、こちらの希望や提案をお伝えし、滞納するまでに至ってしまった問題の解決方法を一緒に解決していきます。時には、日本で生活する外国人の先輩として人生のアドバイスをすることもあります。 大変なことは、日本の商習慣や事情が分からない人に理解してもらうことなのですが、自己主張が強い方や、理解しようとする気持ちがない方の対応は特に大変です。また、忙しい時期に子供の行事や家庭の都合で出勤できない、残業できない時には、仲間たちに申し訳ない気持ちで一杯になってしまいます。 楽しい事は常に新しい事にチャレンジできる環境があることです。最近、ベトナム人留学生やネパール人留学生が増えているので、ちょっとしたフレーズをベトナム語で言える様に教えてもらい、練習しています。前に、覚えたてのベトナム語で「明細を送ってください」と言ったところ、相手に通じたのでとてもうれしかったです。次はネパール語の督促フレーズを覚えたいと思います。
私の目標・夢は引き続き「家族団欒」です。家族みんなが健康で仲良くできることです。もう1つは、現在、日本にいる外国人が保有している在留資格では、両親を日本に呼び寄せて長期滞在することはできませんが、両親を呼び寄せて日本で一緒に暮らしたいと思っている外国人ビジネスマンは一定数いると思います。日本にいる外国人が安心して仕事をし、日本で活躍してもらう為には、年老いた両親を長期間日本によんで滞在できるようにしてもらえるとより良いと思います。在留資格の規制緩和などスケールは大きい話になりますが、そういう働きかけができるようになりたいです。
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