【失念(しつねん・shitunen)しておりました】の意味と使い方は?~学校では教えてくれないビジネス日本語講座~

NINJA事務局より NINJA事務局より

4月から晴れて、日本企業の社員となり活躍している外国人の方も多いと思いますが、日本のビジネスマン同士の会話、理解できてますか? きっと「はじめて聞いた!」「学校で習ったことがない」「辞書にも載ってない」という言葉が飛び交っているはず。【日本語学校では教えてくれないビジネス語 講座】は日本人のビジネスマンたち使う摩訶不思議な日本語を、外国人の皆さんにもわかりやすいようにご紹介していく講座です。

今回、ご紹介する「学校では教えてくれない日本語講座」は「失念(しつねん・shitunen))しておりました」です。日本の職場で「失念(しつねん)しておりました」という言葉、聞いた事はありますか?
早速、どんなシーンで使われるのかをみていきましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆「失念しておりました」が使われるシーンとは?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<シーン1>
「先日、ご相談したAの件ですが、いかがですか?」
「あ、申し訳ありません。すっかり失念しておりました。
  すぐに確認してご報告いたします。」

<シーン2> ※メールにて(文章)
●●株式会社
●●様

お世話になります。(株)グローバルパワーの●●です。
先日は、貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございます。

失念しておりました、Aの件ですが社に戻り確認しましたところ
すぐに当社で対応させていただく事となりました。

改めてこの度は、Aの件につき失念しており申し訳ございませんでした。
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆「失念しておりました」の意味とは?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「失念しておりました」の意味は、goo辞書によると下記の意味となります。

①うっかり忘れること。ど忘れ。物忘れ。
②仏語。記憶をさまたげる心の作用。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆「失念しておりました」の類語は?言い換えるとどうなる?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「失念しておりました」の類語、他の言い方をすると、下記のようになります。

・うっかり忘れる
・ 忘失
・覚えていない
・ど忘れ
・思い出せない
・記憶がない


ビジネスシーンにおいて、お客様や上司から頼まれたことを
うっかり忘れるというのは絶対にしてはならない事ですが、
人間ですから、誰でもうっかり忘れてしまう事はありますよね?

「忘れました」というより、「失念しておりました」と言う方が
なんとなく知的でカッコイイ言い方です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆「失念しておりました」を使ってはいけない時は?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「失念しておりました」を使ってはいけないシーンは特にありません。
親しい人でも、上司・部下・社外の取引先でも使ってよく
文章でも話し言葉でも使えます。

ただし、「失念しておりました」を使う時には、必ずセットで
「申し訳ございませんでした。」というお詫びの言葉をつけましょう。

例)
「申し訳ありません、失念しておりました」
「失念しておりました。大変申し訳ございません」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆「失念しておりました」のまとめ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ASAP(アサップ)」という意味と使い方、使ってはいけないシーンを
紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

・「失念しておりました」は「忘れました」の意味
・「失念しておりました」を言い換えると「ど忘れしておりました」
・「失念する」は知的で丁寧に聞こえる言い方
・「失念する」はどんなシーンでも使ってもOK!


「失念しておりました」が自然に言えると、日本人はビックリ!
ぜひ、今日から使ってみましょう♪

では!

SHARE

カテゴリの最新記事