日本企業に晴れて入社し、活躍している外国人の方も多いと思いますが、日本のビジネスマン同士の会話、理解できてますか? きっと「はじめて聞いた!」「学校で習ったことがない」「辞書にも載ってない」という言葉が飛び交っているはず。【学校では教えてくれないビジネス日本語講座】は日本人のビジネスマンたち使う摩訶不思議な日本語を、外国人の皆さんにもわかりやすいようにご紹介していく講座です。
今回、ご紹介する「学校では教えてくれない日本語」は「コンペ(konpe)」です。
日本の職場で「コンペ」という言葉、聞いたことはありますか?
早速、どんなシーンで使われるのかをみていきましょう。
<シーン1>
先輩が、「今度、〇〇社のコンペに応募することになったみたいだよ。大丈夫かな。」と言っていた。
<シーン2>
上司に、「〇〇社のコンペの結果、いつ出るんだっけ?」と聞かれた。
<シーン3>
先輩が会議で、「新製品のパッケージのデザインに関しては、コンペ方式で採用してはどうでしょうか。」と提案した。
では、「コンペ」とは、どんな意味なのでしょうか。
「コンペ」とは、英語から来た「コンペティション」(Competition = 競争、競技会)の略語で、「複数の業者を競わせて、その中で優劣をつけ、業者をひとつ選ぶ方式。」(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)という意味です。例えば、ホームページのデザインをコンペ方式で採用する場合、条件・予算・提出期限などを提示したうえで、複数の業者にデザインを提案してもらい、その中から一番よかったものを採用します。
コンペ方式のメリットとしては、複数の業者が競争するという設定のため、最終的には質の高いものが採用できることがあげられます。逆に、コンペに応募する側にとって、最終的には採用されなかった場合、無償でコストをかけたことになってしまうというリスクもあります。
「コンペ」の他の言い方としては「コンペティション」があげられます。
特にありません。意味をきちんと理解したうえで、どんどん使ってみましょう!
「コンペ」ということばの意味と使い方、類語などを
紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
・「コンペ」は、英語の“ Competition” からできたことば
・「コンペ」は 【複数の業者を競わせて、その中で優劣をつけ、業者をひとつ選ぶ方式。】という意味(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
・「コンペ」を言い換えると「コンペティション」など
・「コンペ」を使ってはいけないシーン:特になし
「コンペ」が自然に言えると、日本人はビックリ!
ぜひ、意味を知ってマスターしましょう♪
では!
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