日本企業に晴れて入社し、活躍している外国人の方も多いと思いますが、日本のビジネスマン同士の会話、理解できてますか? きっと「はじめて聞いた!」「学校で習ったことがない」「辞書にも載ってない」という言葉が飛び交っているはず。【学校では教えてくれないビジネス日本語講座】は日本人のビジネスマンたち使う摩訶不思議な日本語を、外国人の皆さんにもわかりやすいようにご紹介していく講座です。
今回、ご紹介する「学校では教えてくれない日本語」は「議事録(gijiroku)ぎじろく」です。日本の職場で、または日常生活の中で「議事録」という言葉、聞いたことはありますか?
早速、どんなシーンで使われるのかをみていきましょう。
<シーン1>
上司に
「今日のチーム・ミーティング、議事録を頼むね」と言われた。
<シーン2>
先輩が上司に
「課長、本日の〇〇社様との打ち合わせの議事録、ぜひ私に任せてください。」と言った。
<シーン3>
上司が先輩に
「じゃ、さっきの会議の議事録、18時までに形にしてね。」と言っていた。
では、「議事録」とは、どんな意味なのでしょうか。
『デジタル大辞泉』(小学館)によれば、「議事録」とは、「議事の内容・審議経過・議決事項などを記録したもの。会議録。」という意味です。様々な種類の議事録が存在しますが、「議事録」といえば、一般的には社内会議やクライアントとの会議の記録を指す言葉として使われます。「議事録」の役割は、会議の席で話し合われたことや決められたことなどを、会議・打ち合わせの参加者や他の関係者と共有することです。
「議事録を取る」「議事録を付ける」「議事録を作成する」「議事録を残す」「議事録担当」というふうに使われます。
「議事録」を英語にすると、“records“, “records of proceeding“, “minutes“となります。
他の言い方をすると、下記のようになります。
・会議録
・備忘録
など
特にありません。
「議事録」ということばの意味と使い方、類語などを
紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
・「議事録」とは、【議事の内容・審議経過・議決事項などを記録したもの。会議録。】という意味(『デジタル大辞泉』、小学館)
・「議事録」を言い換えると「会議録」「備忘録」など
・「議事録」を使ってはいけないシーン:特になし
「議事録」が自然に言えると、日本人はビックリ!
ぜひ、意味を知ってマスターしましょう♪
では!
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